当法人では以下の加算を算定しております。
○一般名処方加算
むさしの共立診療所では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院職員までご相談ください。
※一般名処方とは…お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
○明細書発行体制等加算
むさしの共立診療所では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
明細書には使用した薬剤名や行われた検査名が記載されます。
明細書自体は無料ですが、厚生労働省の診療規定に伴い、「明細書発行体制等加算」(1点)」を保険請求させて頂きます。
○医療情報取得加算
むさしの共立診療所ではオンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用が可能です。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、2024年12月よりマイナ保険証利用の有無に関わらず、初診料または再診料に加えて以下のとおり「医療情報取得加算」が変更となります。
【初診時】1点
【再診時】1点(3ヶ月に1回に限る)
当院はオンライン資格確認を行い、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。
○医療DX推進体制整備加算
令和6年6月の診療報酬改定に伴い、医療DX推進体制整備加算について以下の通り対応を行っています。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については現在整備中です。
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声掛け・ポスター掲示を行っています。
- 医療DX推進の体制に関する事項および質の高い医療を実施するための十分な情報を取得しおよび活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所およびホームページに掲載しています。
○在宅医療DX情報活用加算 (訪問診療)/訪問看護医療DX情報活用加算(訪問看護)
当法人では、在宅医療DX情報活用体制について、下記の整備を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しております。
- 居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムの活用により、医師等が患者の診療情報等 を取得及び活用できる体制を有しています。(対応予定)
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を有しています、(対応予定)
在宅医療DX情報活用加算の算定(令和7年4月から) 国が定めた診療報酬算定要件に従い、以下のとおり診療報酬点数を算定します。
【訪問診療】在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の1、在宅患者訪問診療料(Ⅰ)の2、在宅患者訪問診療料(Ⅱ)及び在宅がん医療総合診療料+10点
【訪問看護】訪問看護医療DX情報活用加算 50円/月
当法人では、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願いいたします。
○在宅医療情報連携加算
むさしの共立診療所では、在宅で療養している患者の状態に応じて、患者同意の上でICTを活用して下記医療・介護施設ときめ細やかな連携体制をとっています。
【主な連携機関】(五十音順)
稲垣薬局リハビリ訪問看護ステーション
サンライズ訪問看護ステーション
スターク訪問看護ステーション三鷹
稲垣薬局北町店
おりがみ薬局三鷹店
稲垣薬局介護サービス
武蔵野市福祉公社ケアプランセンター
○外来感染対策向上加算
当法人では院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。
●感染管理者である所長が中心となり、職員一同院内感染対策を推進します。
●院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
●感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
●標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
●感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
●当院は新興感染症の発生時に自治体の要請を受けて発熱患者の診療等を実施する「第二種協定指定医療機関」に指定されています。